ChatGPTはホームページ制作に活用できるか
最近のテクノロジーの進化により、Webサイトやホームページの作成は今まで以上に簡単になりました。しかし、初めての方や技術的に不慣れな方にとっては、ホームページの作成にはまだ課題が残されています。そこで、ChatGPTがどのように役立つのかについて考えてみましょう。
この最初の文章は、ChatGPTに「ホームページ作成でChatGPTがどのように役立てられるか、をテーマにしたブログ記事のドラフトを書いてください。」と投げかけて作成されたものです。
実際にはつづきがありますが、ここでは割愛します。それにしても、自然な文章ですね。
ChatGPTを使うことで、ホームページの制作はラクになると言われています。原稿の作成をはじめ、レイアウトデザインやHTMLコードの作成もできるようです。すでに、デザインデータを送信するとHTMLを書き出してくれるAIも存在していますし、将来的には(もしかするとそう遠くはない未来に)Webデザイナーの仕事はなくなるとも言われています。どうしましょう…。
とはいえ、抗っていてもしょうがないので、ChatGPTをどう活用できそうかについて書いてみたいと思います。
① とりあえず概要をつかみたいときに使ってみる
ホームページを制作するとき、くわしく知らない領域の会社やサービス、商品についてまとめなければならないことがあります。そんなときはChatGPTに「〇〇について教えて」と投げかけると、短い文章で概要をまとめてくれます。同じ質問を投げかけると、前回触れられていなかったことが加わっていたり、違った視点でまとめてくれたりするので、繰り返し同じ質問をして、回答を見比べてみるとよいと思います。ただし、内容が正しいかどうかは確認が必要な場合があります。歴史については頓珍漢な回答が返ってくることがありました。また、公けになっていない個別の事柄については答えてくれません。
② 下書きを作らせてみる
①と同様になるのですが「〇〇についてのドラフトを作成して」と投げかけると、そのまま使えそうな文章を返してくれます。箇条書きにしてくれることが多く、読んでいても分かりやすい内容です。ただし、あくまでも下書きは下書き。一般論的な内容になりがちなので(よく理解していることについて質問してみるとわかります)、書き出されたものを膨らませ、伝えたい内容やコンセプトに寄せていく必要があります。
③ あえて突飛なものを要求してみる
AIにクリエイティブなことができるのか、という議論がありますが、たしかに聞いたことがある、それっぽいものが書き出されることがあります。なので、あえて「突飛なもの」「クレイジーなもの」を作るように質問してみると、めちゃくちゃだけど気づきを与えてくれるものが返ってくることもあります。気に入ったものがあれば、それを煮詰めていくというのもありではないかと思います。
ChatGPTが生成した内容については、著作権などの問題がありますので、あくまで補助的に使うというのが今の段階ではよいのではないかと思います。それでも、一から調べたり、ゼロから文章をひねり出したりするよりは、うまく使うことで効率化が図れそうな気もします。一度使ってみてはいかがでしょうか。
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