VRとARとMRとは?
VRとARとMRについて、おそらくこういうものだろうという認識で詳細を知らずにいたので実際どういうものなのかを調べてみました。
◆VR(Virtual Reality:仮想現実)
コンピューターによって創り出された仮想的な空間などを現実であるかのように疑似体験できる仕組み。コンピューターによって提供される感覚刺激 (視覚像や音など) を通じて体験される人工的な環境であり、環境内で起こることを人の行動により部分的に決定することができるもの。
ユーザーの世界を完全に仮想的な世界に置き換えます。こうした仮想空間は完全に作られたものであるため、現実を超える体験が提供されることが多いです。例えば仮想空間の世界を自分の分身を用いて自由に歩き回るなどができます。
◆AR(Augmented Reality : 拡張現実)
現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術を指す言葉。現実の風景の中にCGでつくられた3D映像やキャラクターなどのデジタルコンテンツやデータを重ねて表示することで現実世界を”拡張”する。専用のヘッドマウントディスプレイを用いる方法や、スマートフォンを使う方法などがある。
〈ARの種類〉
・ロケーションベースAR
・マーカー型AR
・マーカーレス型AR
◆MR(mixed reality : 複合現実)
現実世界と仮想世界を複合・融合させ、相互にリアルタイムで影響し合う空間を構築する技術を指す言葉。ユーザーを仮想世界に没入させる『VR』と現実世界にバーチャルな情報を表示する『AR』の両方を合わせたような特徴を持ち、『VR』と『AR』の情報を同時にユーザーに提供することで、『VR』空間で仮想の体験をすることや、遠隔地などから『VR』空間を通して現実空間の人物とリアルなコミュニケーションを取ることを可能にする。『VR』や『AR』が人間の入力したデータをコンピュータ処理してディスプレイへ表示するまでを基本的な仕組みとするのに対し、『MR』はセンサーやカメラにより現実空間の位置関係を把握し、それに即した処理を可能にする。
『VR』は作り上げた世界に入り込む、『AR』は現実世界にデジタルコンテンツを表示させる、『MR』はARの世界観でVRのような動きを可能にする
SF作品に登場することの多いこれらのものがより一層使いやすく、それこそSF作品のように生活に組み込まれるような時代がいつか来るのでしょうか。
« 動画生成AI デジタルイラストとアナログイラスト »